秘密の癒しチートがバレたら、女嫌い王太子の専属女官(※その実態はお妃候補)に任命されました!
ひぇええ~っっ!
過ぎる賛辞に、肩を縮めて俯く。
「さすがにそれは褒めすぎです……っ」
「なぜだ? 会場中の男たちが……いや、全員が君に見惚れているのに気づいていないのか? 今日この場所で、最も輝いているのは君だ。……君が、今夜の主役だ」
きっと、こんなふうに女性を称賛するのがエスコートする上でのマナーなのだろう。しかし社交の場に疎い私は、パートナーの男性が相手の女性をこうも褒めたたえるものだとは知らなかった。正直、あっぷあっぷだ。
そんな私の様子を見て、アズフィール様はフッと微笑む。
「まずはシャンパンで喉を潤そうか」
「えぇ」
アズフィール様はシャンパンを配って回っていた給仕を呼び止めると二杯受け取って、そのうちの一杯を私に渡してくれた。
受け取ると、精緻なカットの施されたクリスタルグラスの中で、淡い金色をしたシャンパンがキラキラと光を弾けさせていた。
「……綺麗ね。なんだか、夢でも見ているみたい」
過ぎる賛辞に、肩を縮めて俯く。
「さすがにそれは褒めすぎです……っ」
「なぜだ? 会場中の男たちが……いや、全員が君に見惚れているのに気づいていないのか? 今日この場所で、最も輝いているのは君だ。……君が、今夜の主役だ」
きっと、こんなふうに女性を称賛するのがエスコートする上でのマナーなのだろう。しかし社交の場に疎い私は、パートナーの男性が相手の女性をこうも褒めたたえるものだとは知らなかった。正直、あっぷあっぷだ。
そんな私の様子を見て、アズフィール様はフッと微笑む。
「まずはシャンパンで喉を潤そうか」
「えぇ」
アズフィール様はシャンパンを配って回っていた給仕を呼び止めると二杯受け取って、そのうちの一杯を私に渡してくれた。
受け取ると、精緻なカットの施されたクリスタルグラスの中で、淡い金色をしたシャンパンがキラキラと光を弾けさせていた。
「……綺麗ね。なんだか、夢でも見ているみたい」