秘密の癒しチートがバレたら、女嫌い王太子の専属女官(※その実態はお妃候補)に任命されました!
周囲の参加者たちは、俺たちの話に加わりたそうにチラチラとこちらを窺っていたが、俺はあえて気づかない振りをした。
本来、夜会などの席で他の参加者と交流せず、同じパートナーとずっと固まっているのはあまりスマートではない。だが、今日の夜会は開催の経緯からして、礼を欠いた非常識な事由によるものなのだから構いはしない。
詳細は割愛するが、今回の夜会は軍務大臣が己の娘と俺を引き合わせたいがため、国王である父に半ば無理矢理実現させたものだった。国境の小競り合いを未然に収束させた軍務大臣から受勲式の場で『若い者たちだけで気軽に交流できる機会を作っていただきたい』と強く言われ、父としても開催しないわけにはいかなかったのだろう。
本来、夜会などの席で他の参加者と交流せず、同じパートナーとずっと固まっているのはあまりスマートではない。だが、今日の夜会は開催の経緯からして、礼を欠いた非常識な事由によるものなのだから構いはしない。
詳細は割愛するが、今回の夜会は軍務大臣が己の娘と俺を引き合わせたいがため、国王である父に半ば無理矢理実現させたものだった。国境の小競り合いを未然に収束させた軍務大臣から受勲式の場で『若い者たちだけで気軽に交流できる機会を作っていただきたい』と強く言われ、父としても開催しないわけにはいかなかったのだろう。