秘密の癒しチートがバレたら、女嫌い王太子の専属女官(※その実態はお妃候補)に任命されました!
私はセルジュが、自身の不遇な生い立ちや人生と対極の場所のいるイザベラ様に対し、復讐をしているのかもしれないと考えた。しかし、セルジュの答えはそうではなかった。
「初見の時からイザベラ様は驚くくらいに傲慢で残酷でした。そして己の欲望にどこまでも正直で、私は就任直後から殿下の暗殺を指示され、手配を担わされていました」
聖水を受け取ったアズフィール様が、険しい顔で口を開いた。
「……これまで毎回、俺の暗殺計画が失敗になるよう其方が手回ししていたのか?」
「メイジーの町で、殿下が瀕死の重傷を負われた時は驚きました。あえて落石を殿下から逸らしたはずでしたのに、まさか若夫婦を助けようとは予想外でした。ですが、そんな殿下のお人柄を知るにつけ、私は次代の王はあなた以外にあり得ないと確信しました」
ここでセルジュが、アズフィール様から私に目線を移した。
「初見の時からイザベラ様は驚くくらいに傲慢で残酷でした。そして己の欲望にどこまでも正直で、私は就任直後から殿下の暗殺を指示され、手配を担わされていました」
聖水を受け取ったアズフィール様が、険しい顔で口を開いた。
「……これまで毎回、俺の暗殺計画が失敗になるよう其方が手回ししていたのか?」
「メイジーの町で、殿下が瀕死の重傷を負われた時は驚きました。あえて落石を殿下から逸らしたはずでしたのに、まさか若夫婦を助けようとは予想外でした。ですが、そんな殿下のお人柄を知るにつけ、私は次代の王はあなた以外にあり得ないと確信しました」
ここでセルジュが、アズフィール様から私に目線を移した。