秘密の癒しチートがバレたら、女嫌い王太子の専属女官(※その実態はお妃候補)に任命されました!
「ねぇアズフィール様、婚約の朝にこんなにゆっくり空中散歩なんてしていていいのかしら?」
私は後ろのアズフィール様を振り返り、小首をかしげた。
今日は、私とアズフィール様の婚約式が執り行われる。ちなみに、結婚式は私が成人になるのを待って、来年に開かれることが決まっている。
婚約式の開始を数時間後に控え、私とアズフィール様はアポロンの背中に乗って祝福モード一色の王都の街を眼下に見ていた。
「開式までどう過ごそうが、俺たちの自由だ。それにアポロンの飛行は速い。招待客らが揃えばバラ園にひとっ飛びだ」
「……そもそも、王太子様の婚約式が中庭のバラ園で開催っていうのも、ずいぶんとカジュアルよね。まぁ、提案したのは私なんだけど」
「はははっ、構わん。国民に向けてのお披露目は別に機会を設けている。今日はメイサが正式に俺の婚約者になったことを、親しい者たちに祝ってもらえたらそれでいい。それには満開のバラ園でのガーデンパーティが相応しいと思った」
私は後ろのアズフィール様を振り返り、小首をかしげた。
今日は、私とアズフィール様の婚約式が執り行われる。ちなみに、結婚式は私が成人になるのを待って、来年に開かれることが決まっている。
婚約式の開始を数時間後に控え、私とアズフィール様はアポロンの背中に乗って祝福モード一色の王都の街を眼下に見ていた。
「開式までどう過ごそうが、俺たちの自由だ。それにアポロンの飛行は速い。招待客らが揃えばバラ園にひとっ飛びだ」
「……そもそも、王太子様の婚約式が中庭のバラ園で開催っていうのも、ずいぶんとカジュアルよね。まぁ、提案したのは私なんだけど」
「はははっ、構わん。国民に向けてのお披露目は別に機会を設けている。今日はメイサが正式に俺の婚約者になったことを、親しい者たちに祝ってもらえたらそれでいい。それには満開のバラ園でのガーデンパーティが相応しいと思った」