秘密の癒しチートがバレたら、女嫌い王太子の専属女官(※その実態はお妃候補)に任命されました!
国内外に向けて私とアズフィール様の婚約を公示したのが三週間前。そして、ウォールド王国の国王様から私宛てに直筆の手紙が届いたのは二週間前のことだ。そこには、事情があって名乗ることができなかったが自分が父親であること。私を正式なウォールド王女と認知した上で、両国の婚姻を成立させたいとの申し出が記されていた。
エイル神聖王国としてもこれを断る理由はなく、私とアズフィール様の結婚は意図せず両国の関係をいっそう強固に結ぶものになった。
もちろん、父のこの申し出が私に対する純粋な情によるものではなく、一国の王としての政治的判断を多分に含んだものであることは、私自身百も承知だ。だけど、手紙の最後に綴られていた母への愛と後悔の言葉は、彼自身の心の声だったと信じている。
本音を言えば、父に対していろいろ思うところはあるのだが、そこは来年の結婚式で会った時に直接ぶつけてみようと思っている。父がどんな反応をするのか、それを見て今後の関係性を考えていくつもりだ。
エイル神聖王国としてもこれを断る理由はなく、私とアズフィール様の結婚は意図せず両国の関係をいっそう強固に結ぶものになった。
もちろん、父のこの申し出が私に対する純粋な情によるものではなく、一国の王としての政治的判断を多分に含んだものであることは、私自身百も承知だ。だけど、手紙の最後に綴られていた母への愛と後悔の言葉は、彼自身の心の声だったと信じている。
本音を言えば、父に対していろいろ思うところはあるのだが、そこは来年の結婚式で会った時に直接ぶつけてみようと思っている。父がどんな反応をするのか、それを見て今後の関係性を考えていくつもりだ。