秘密の癒しチートがバレたら、女嫌い王太子の専属女官(※その実態はお妃候補)に任命されました!
「……ねぇ、アズフィール様。もしかして、ブロームを説得してくれた? あれだけ頑なだったブロームが、一昨日になって急に列席を了承してくれたから、もしかしたらって思ったんだけれど……違った?」
私が何度参加をお願いしても、王宮の式にはとても出られないと言っていたブローム。その心がわりには、きっとアズフィール様の何某かの働きかけがあったのではないかと思った。
「俺は説得などしていないさ。ただ『見届けて欲しい』と、そう伝えただけだ」
……そうだった。アズフィール様なら、威圧的に迫ったりはしない。彼はきっと丁寧に説明し、列席を乞うたのだ。
そしてそんな彼の心に、ブロームは応えたのだろう。
「ありがとう。私、ブロームには人生の節目に立ち会って欲しかったの。だって彼は、とても大切な生涯の友だから」
「あぁ。俺にとっても彼は大切な友だ」
「アズフィール様、ありがとう。……私、幸せよ」
後ろのアズフィール様の胸にぽふんと頭を預け、甘えるようにスリッと寄せた。
私が何度参加をお願いしても、王宮の式にはとても出られないと言っていたブローム。その心がわりには、きっとアズフィール様の何某かの働きかけがあったのではないかと思った。
「俺は説得などしていないさ。ただ『見届けて欲しい』と、そう伝えただけだ」
……そうだった。アズフィール様なら、威圧的に迫ったりはしない。彼はきっと丁寧に説明し、列席を乞うたのだ。
そしてそんな彼の心に、ブロームは応えたのだろう。
「ありがとう。私、ブロームには人生の節目に立ち会って欲しかったの。だって彼は、とても大切な生涯の友だから」
「あぁ。俺にとっても彼は大切な友だ」
「アズフィール様、ありがとう。……私、幸せよ」
後ろのアズフィール様の胸にぽふんと頭を預け、甘えるようにスリッと寄せた。