魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました
でも今まで、私がどんな失敗をしても、この水晶の錬成具は新品のようにきれいなままだった。指の皮膚が溶けてただれた時は、錬成具を気にしている余裕なんてなかったけれど。

まあ、この辺りは私の仮説や推測でしかない。

別の理由があるかもしれないし、ないかもしれないのだ。

そもそも水晶っぽいだけで、私が知るものと真の意味で同じものかだってわからないのだから、考えてもしょうがない。

私は自分の理解が及ばないものを、すべて『ファンタジーだから』で済ませた。

昨日までのリネットだったら、五歳だから深く考えてなかっただろうけれど、今の私は違う。

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