魔力ゼロの出来損ないとして追放されましたが、二度目の人生は隣国の王家お抱えチート錬金術師になりました
「父上がうるさいんだ。僕がただの引きこもりじゃないと気づいたから。ドラゴンと戦うところも大勢に見られたし、このままだと危惧していたことが現実になりかねない」

 ノインが才能を示せば、兄のアベルと王位争いで揉めてしまう。本人たちが望んでいなくても、周囲が勝手にふたりを盛り立ててそういう構図を作るのだと、以前ノイン本人が語った。

「だから逃げちゃいたい、と」

「僕は錬金術にしか興味のない変わり者ののままでいたい。この国にも、国民にも興味はないしな。僕の知らないところで勝手にしてくれ」

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