聖夜に舞い降りた灼熱のサンタクロース
なんと最高級品だった。

ビンゴ大会でお肉が当たるなんて。太っ腹すぎない? 大人になると、こういうところにもお金をかけられるようになるんだなぁ。



「ん……? これ、お肉じゃないじゃないですか!」

「てへっ、バレちゃった」

「お肉に見せかけたタオルだよ!」



異変に気づいてツッコミを入れると、辺りがどっと笑いに包まれた。


サイズのわりにはだいぶ軽いし、模様も粗いなと思ったんだよ。

お肉パーティー、したかったな……。

まぁでも、タオルは3枚しか持ってきてなかったから、かえってラッキーだったと捉えよう。


盛り上がったところでビンゴ再開。タオルを紙袋に入れて自分の席に戻り、ゲームに奮闘する彼らを見守る。



「お次は……来ました! 77番! 77番です!」



おっ、ダブルセブンだ。誰か当たるかな?



「はい。ビンゴです」

「おおーっと! またもニューフェイスの当選だ!」
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