聖夜に舞い降りた灼熱のサンタクロース
「ん? 何か言った?」
「ううん。ところでさ、スタンプの絵、前田さんはもう決めた?」
「まだ。過去のデザインも見ながらいくつか描いてはみたんだけど、いまいちピンとこなくて」
無事に意見が聞けたところで、スタンプラリーの話に。
兄に見つかると厄介になりそうだったので、住宅街の入口まで送ってもらったのだった。
◇
11月上旬。文化祭当日。
「──第10回〇〇大学ミスコンテスト。栄えあるグランプリは……国際学部2年、田尻 美優紀さん!」
校内の広場に建てられた特設ステージにて。
スポットライトに照らされたドレス姿の彼女に、清水くんと2人で祝福の拍手を贈る。
「グランプリおめでとうございます!」
「ありがとうございます」
「田尻さんは、今回応募者の中で唯一の推薦エントリーとのことですが、今のお気持ちは?」
「ただただ、ビックリしてます。ファイナリストに選ばれただけでも奇跡だと思っていたので……」
「ううん。ところでさ、スタンプの絵、前田さんはもう決めた?」
「まだ。過去のデザインも見ながらいくつか描いてはみたんだけど、いまいちピンとこなくて」
無事に意見が聞けたところで、スタンプラリーの話に。
兄に見つかると厄介になりそうだったので、住宅街の入口まで送ってもらったのだった。
◇
11月上旬。文化祭当日。
「──第10回〇〇大学ミスコンテスト。栄えあるグランプリは……国際学部2年、田尻 美優紀さん!」
校内の広場に建てられた特設ステージにて。
スポットライトに照らされたドレス姿の彼女に、清水くんと2人で祝福の拍手を贈る。
「グランプリおめでとうございます!」
「ありがとうございます」
「田尻さんは、今回応募者の中で唯一の推薦エントリーとのことですが、今のお気持ちは?」
「ただただ、ビックリしてます。ファイナリストに選ばれただけでも奇跡だと思っていたので……」