年下男子は恋愛対象になりますか?
「チョコミント好きなんですね。お菓子のチョコも何種類か買っていませんでした?」

「うん。この時期しか売ってないから、見かけるとつい買っちゃうんだよね」

「今履いてるスカートがミント色なのも、チョコミントが好きだからですか?」

「まさか!偶然だよ」

これは菜穂ちゃんが選んでくれた物。
好きな色でもあるから、似合うって言ってくれて嬉しかったな。

こういう何気ない会話をするのは楽しい。

さっきまでの話題にお互い触れないようにしているだけかもしれないけど、あれから隼人君は何も聞いてこないし、私も何も言わなかった。

「あ、すみません!俺の家に砂糖とミルクないのですぐに買ってきますね」

「ううん、私コーヒーはブラック派だから大丈夫。隼人君は入れる派?それなら一緒に買いに行こうか」

「俺もブラックです」

隼人君についての知識が少しずつ増えていく。些細なことでも嬉しい。

手伝うつもりでキッチンに来たのに、隼人君と話していただけで私は何もしていなかった。

唯一やったことといえばアイスを選んだことのみ。

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