年下男子は恋愛対象になりますか?
「何度だったの?」

「ん」

「結構あるじゃない!後で病院連れて行ってあげるから、用意して待ってなさい」

ペットボトルの水を渡してくれた母に体温計を渡すと、驚いた顔をしながらそう言われた。

お盆休み中で病院は休みじゃないのかとも思ったけど、病院の件は母親に任せることにしてダルい身体を引きずりながら部屋に戻る。

早く隼人君に連絡しなきゃ。

「行きたかったな」

っていうか、会いたかった。

ドタキャンなんてしたくなかったけど、この体調で行けるわけないし。行ったら親にも隼人君にも怒られる。

ベッドの上に置いてあったスマホを手に取ると、隼人君から着信とメッセージがあったことに初めて気が付いた。

連絡があったのは、昨日お風呂に入ったあと。出てすぐ寝ちゃったんだよね。

ボーッとした頭でメッセージを読むと、どうやら私が怒っていると勘違いされてるようだった。
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