年下男子は恋愛対象になりますか?
これはまずいと思い、慌ててメッセージを送る。長文は打てそうになかったので用件のみ簡潔に送った。

"熱が出たから花火行けなくなっちゃった。本当にごめん"

そのままベッドに横になって、接触冷感抱き枕にしがみついた。冷たくて気持ちがいい。買っておいて良かった。

眠れそうになかったので真っ暗になった画面を眺めていたけど、しばらく経っても明るくなることはなかった。

そうだよね。朝早いし寝てるよね。

「由夏、入るわよ」

ドアがノックされ母親が部屋に入ってきた。いつもなら開けられるカーテンも、今日開けられなかったのは私が体調悪いから。

「8時半ぐらいにお父さんが夜間休日診療所に連れて行ってくれるって。今からコンビニ行くって言ってるけど、何か欲しい物ある?」

「特にない」

今1番欲しいのは隼人君からの連絡だった。

「そう。もしあったらお父さんに電話しなさい」

「うん」
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