年下男子は恋愛対象になりますか?
「花火も行けなくなっちゃってごめん」

『気にしないで今はゆっくり休んで下さい。花火は来年もありますから』

「うん」

さらっと来年のことまで言ってくれて嬉しかった。隼人君の優しい声が心に染みる。

約束ドタキャンされたうえに、わがままに付き合ってくれるなんて本当にいい彼氏。

「来年は浴衣着ていこうね。隼人君の浴衣姿見たい」

『由夏さんが選んでくれます?』

「いいけど、私センスないよ?」

『はは、どんなものを選んでくれるか楽しみにしてます』

あと1年でもっとふさわしい彼女になるよう頑張るね。

『ツラそうですけど大丈夫ですか?俺に出来ることあったら何でも言って下さい。すぐに飛んで行きますから』

「本当?」

『はい、もちろんです』

会いたいと言いそうになったけど、今なら本当に来てくれそうな気がしたからグッと我慢した。

風邪をうつしちゃったら嫌だし、何よりこの状況では両親に紹介しづらい。

「ビデオ通話したい」
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