年下男子は恋愛対象になりますか?
大好きな音楽を聴いているのに全然集中出来ない。まぁ、当然と言えば当然なんだけど。

そんな時、後ろから肩を叩かれたので身体がビクッと反応する。

「うわぁ」

同時に発した悲鳴に近い声。

振り向くと、濡れた髪のままの隼人君がいた。Tシャツとハーフパンツというラフな格好だけど、それでもカッコいい。

口を動かして何かを話してるようだったので、慌ててイヤフォンを取る。

周りの音が聞こえなくなるので、隼人君が来たことにも全く気が付かなかった。

「ご、ごめん、何!?」

「イヤフォン付けてたんですか。何度か声かけたんですけど反応なかったんで、座ったまま寝てるのかと思いました」

普段はカッコいいけど、笑った顔は可愛いんだよね。

「……寝るわけないじゃん」

寝るわけないというか、眠くても寝れる状況じゃないよ。
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