年下男子は恋愛対象になりますか?
「あ、あとメイク落としや歯ブラシとかも必要ですよね?ドラッグストア閉まっちゃったんで、コンビニで必要な物を買ってきますよ」

さっきの言葉をスルーして、いつもと変わらぬ態度で話を続ける隼人君。

酔っ払ってるから冗談だと思われた?
いや、そうだとしても何かしら反応してくれてたよね?

「どこにも行かないって言ったじゃん」

「そうなんですけど、良く考えたらそのまま寝るわけにもいかないじゃないですか。服だってシワシワになっちゃいますよ」

「だからTシャツ貸してほしいなって思ったんだけど、隼人君は嫌だった?」

「嫌じゃないですけど、下着を着けないのはさすがにダメです。由夏さんかなり酔ってますし、起きたら何も覚えていない可能性もありますよね?初めてなのにそうなるのは絶対に嫌なんです」

「え?初めてって……?」

ずっとお互いの目を見て話していた私達。
隼人君が急に真っ赤になって、勢いよく顔を背けた。

「あー…、えーと、その、一緒に寝たら襲わない自信がないってこと……です。すみません。これ以上は本当に勘弁して下さい」

心なしか隼人君の手が熱い。
耳まで真っ赤になっている姿が可愛くて、首に手を回して引き寄せた。
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