年下男子は恋愛対象になりますか?
驚いた隼人君がこっちを見る。
垂れた前髪が私の顔に触れそうなほどの至近距離。

「キスしよ?」

「ちょ、ちょっと待って下さい!俺の話聞いてました!?本当に今は色々とまず」

真っ赤にして慌てている隼人君が可愛くて、話している途中で私から口付けた。軽く触れただけだったので、すぐに唇を離したけど。

「嫌?私はしたい」

「……その聞き方はずるいですよ。由夏さんにどう見えてるか分かりませんけど、これでも必死に理性を保ってるんですから」

いつもより可愛く見える。
かなり酔っぱらってるって言われたばかりだし、その影響でそう見えてるのかな。

「保たなくていいよ。だから、もっとキスしよ?」

夢だと思うといつもより大胆になれる。

「………何の拷問ですか、これ。目がとろんとしてますし寝た方がいいですって!本当に勘弁して下さい」

「ねぇ、キス」

「……っ、後悔しても知りませんからね?」

「しないよ」

「それに……途中で止められないかもしれませんよ?」

「うん」

少し悩んでいた隼人君だったけど、私の上に覆い被さって荒々しく口を塞いだ。
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