年下男子は恋愛対象になりますか?
私達は何度も角度を変えて夢中でキスをした。酸欠になりそうな時に隼人君の身体を押すも、またすぐに唇を塞がれる。

酸素も思考も奪われ、何も考えられなくなっていく。

「ん」

隼人君の唇が私の左耳に触れた時だった。
身体がビクンと反応したのと同時に、自分でも聞いたことがない声を無意識に発していた。

え、やだ。何!?

急に恥ずかしくなったけど、両手を握られているので顔を隠せない。顔を横に向けるのが精一杯。

「由夏さんって耳が弱いんですね」

耳元でそう囁かれ、泣きそうなぐらい恥ずかしくなった。

これってリアルすぎない!?
え、もしかして夢じゃないの!?

「あ、ちょ、待っ」

「待ちません。後悔しても知りませんって言いましたよね?それに、おねだりしてきたのは由夏さんですよ?」

そうなんだけど、それは夢だと思ってたからで……!

「ん」

執拗に耳を攻められ、私の意思に反して声がこぼれ続ける。

現実だと気が付いたせいか、それとも酔いがさめてきたからか、何とも言えない恥ずかしさでいっぱいになった。

「健太さんにキスされたのはどっちの耳ですか?この可愛い声、健太さんにも聞かせちゃいました?」
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