年下男子は恋愛対象になりますか?
「それなら話はあとでしましょうか。途中でやめてって言ってる由夏さんの方が、俺よりも意地悪だと思いますけど」

隼人君の言ってることは、もっともだと思う。意地悪……というか悪いのは私。

覚悟を決めるから、せめてシャワーだけでも浴びさせてほしい。汗かいたし、お酒の匂いも気になる。

隼人君の唇が耳を塞いでいた手から首筋へと移動したのと同時に、シャツのボタンをはずされていることに気が付いた。

こういう展開になるとは思ってもいなかったので、身に付けていたのはどうでもいい下着。上下同じ物かさえ怪しいから、出来れば見られたくない。

「は、や……と、やめ……」

身体中に落とされるキス。
荒い息遣いで必死に訴えた。

「それ逆に煽ってますよ?すみません、本当に嫌なら殴るなり蹴るなりして下さい」

その言い方はずるい。
そんなこと出来るわけないのに。

電気も付けたままだったので、これだけでもどうにかしようと手でベッドボードを探る。それに気が付いたのか、隼人君が電気のリモコンを乱暴に取った。

真っ暗になっても、恥ずかしさは変わらなかった。


―――――――――…

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