年下男子は恋愛対象になりますか?
電車とバスを乗り継いで、ライブ会場となる大学に到着した。
車内でも美樹に隼人君とのことをからかわれたけど、他にも人がいるからスルー。ホテルに戻ったら何か言われるんだろうな。
「あ、美樹と由夏発見!久しぶりー」
着いたとグループメッセージを送ったあとに声をかけてきたのは、東京に住んでいる晴香。歳は31で私達より6つ上。
黒髪ショートが似合ってるし、同性の私から見てもカッコいい存在。普段はバリバリ仕事してるのに、彼氏が年下のバーテンダーだっていうから凄い。
「久しぶりー。やっぱり晴香もそのTシャツ着てきたか!みんな考えることは同じだね」
「久しぶりだね。晴香に会えて嬉しい」
美樹が晴香に抱きついて、そのあと私も同じように抱きつく。
「私も会えて嬉しいよ。あ、由夏!彼氏の写真見せて!ずっと見たかったんだ」
「由夏の彼氏の名前は隼人君って言いまーす。イケメン大学生でーす。駅でもイチャイチャしていましたー」
「ちょ、美樹!やめてよ!」
「そっか。美樹は会ったことあるんだっけ。私の時も散々見せてって騒いだんだから見せてよね」
この展開は想定外だった。
美樹だけじゃなく晴香もノリノリだし。
他の仲間が合流する前に見せちゃった方がいいかも。でも……
「ほ、本人に確認するからちょっと待ってて!ダメって言われたら見せないからね!?」
「えー、そうなの?」
「晴香大丈夫!隼人君なら良いって返事するに決まってるから」
ニヤニヤ笑う美樹を横目に隼人君にメッセージを送った。バイトの時間じゃないからかすぐに返信が届く。それにしても相変わらず早い。
うん。私も断らないと思ってたけど。
一緒に撮ったものは恥ずかしいから、見せたのは隼人君が1人で写ってるもの。
「皆で何見てんの?俺達にも見せて」
車内でも美樹に隼人君とのことをからかわれたけど、他にも人がいるからスルー。ホテルに戻ったら何か言われるんだろうな。
「あ、美樹と由夏発見!久しぶりー」
着いたとグループメッセージを送ったあとに声をかけてきたのは、東京に住んでいる晴香。歳は31で私達より6つ上。
黒髪ショートが似合ってるし、同性の私から見てもカッコいい存在。普段はバリバリ仕事してるのに、彼氏が年下のバーテンダーだっていうから凄い。
「久しぶりー。やっぱり晴香もそのTシャツ着てきたか!みんな考えることは同じだね」
「久しぶりだね。晴香に会えて嬉しい」
美樹が晴香に抱きついて、そのあと私も同じように抱きつく。
「私も会えて嬉しいよ。あ、由夏!彼氏の写真見せて!ずっと見たかったんだ」
「由夏の彼氏の名前は隼人君って言いまーす。イケメン大学生でーす。駅でもイチャイチャしていましたー」
「ちょ、美樹!やめてよ!」
「そっか。美樹は会ったことあるんだっけ。私の時も散々見せてって騒いだんだから見せてよね」
この展開は想定外だった。
美樹だけじゃなく晴香もノリノリだし。
他の仲間が合流する前に見せちゃった方がいいかも。でも……
「ほ、本人に確認するからちょっと待ってて!ダメって言われたら見せないからね!?」
「えー、そうなの?」
「晴香大丈夫!隼人君なら良いって返事するに決まってるから」
ニヤニヤ笑う美樹を横目に隼人君にメッセージを送った。バイトの時間じゃないからかすぐに返信が届く。それにしても相変わらず早い。
うん。私も断らないと思ってたけど。
一緒に撮ったものは恥ずかしいから、見せたのは隼人君が1人で写ってるもの。
「皆で何見てんの?俺達にも見せて」