年下男子は恋愛対象になりますか?
こないだ別れるつもりないって言ったのに誤解されてる気がする。思い出がある物をまとめて置いているのは、これ以上悲しくならないようにするため。
ピアスと腕時計は気持ちを落ち着かせてから身に付けるつもりだったよ。約束していた日まで約2週間あったし。
私が折れるまで何度も家に来るのかな。
会わなかったり電話に出なかったりしたら、メッセージで謝ってくる?
それはそれでキツい。だったら……
「あのさ、隼人君はあの子のこと好きじゃないんだよね?」
「もちろんです!俺が好きなのは由夏さんだけなんです!こないだの土曜日なんですけど、アイツは」
「ま、待って!それ以上は話さないで」
手を前に出してストップをかけた。
あの日バイト先に来たのか気になる。とっても気になるけど聞かない。
「でも」
「あの子とバイト先以外で笑顔で話さないで。それ以上のことを要求されても絶対に断って。隼人君のこと信じるから、もうあの子の話はしないで。これを守ってくれるなら別れない」
本当は嫌だよ。会ってほしくない。
それだと前に進めないから、自分の中での予防線を引いて妥協案を出した。
だって、隼人君が私より落ち込んでるんだもん。こうするしかないよね。
「守ります!というか、由夏さんを傷付けることは絶対にしません!したくないです!」
「……うん。じゃあ、仲直りしようか」
これで丸くおさまったはず。
さっきよりは怖い顔してないと思うんだけどどうだろう。
「ありがとうございます!」
隼人君が笑った。
大丈夫。その顔が好き。
「あの、このあと何か予定入ってますか?」
「夜に美樹達と焼き肉行くぐらいかな。もうすぐお昼だしどこかに食べに行く?それとも何か買ってウチで食べる?」
マイナスなことばっかり考えてないで、これからは気持ち切り替えなきゃ。大丈夫、戻れる。
ピアスと腕時計は気持ちを落ち着かせてから身に付けるつもりだったよ。約束していた日まで約2週間あったし。
私が折れるまで何度も家に来るのかな。
会わなかったり電話に出なかったりしたら、メッセージで謝ってくる?
それはそれでキツい。だったら……
「あのさ、隼人君はあの子のこと好きじゃないんだよね?」
「もちろんです!俺が好きなのは由夏さんだけなんです!こないだの土曜日なんですけど、アイツは」
「ま、待って!それ以上は話さないで」
手を前に出してストップをかけた。
あの日バイト先に来たのか気になる。とっても気になるけど聞かない。
「でも」
「あの子とバイト先以外で笑顔で話さないで。それ以上のことを要求されても絶対に断って。隼人君のこと信じるから、もうあの子の話はしないで。これを守ってくれるなら別れない」
本当は嫌だよ。会ってほしくない。
それだと前に進めないから、自分の中での予防線を引いて妥協案を出した。
だって、隼人君が私より落ち込んでるんだもん。こうするしかないよね。
「守ります!というか、由夏さんを傷付けることは絶対にしません!したくないです!」
「……うん。じゃあ、仲直りしようか」
これで丸くおさまったはず。
さっきよりは怖い顔してないと思うんだけどどうだろう。
「ありがとうございます!」
隼人君が笑った。
大丈夫。その顔が好き。
「あの、このあと何か予定入ってますか?」
「夜に美樹達と焼き肉行くぐらいかな。もうすぐお昼だしどこかに食べに行く?それとも何か買ってウチで食べる?」
マイナスなことばっかり考えてないで、これからは気持ち切り替えなきゃ。大丈夫、戻れる。