年下男子は恋愛対象になりますか?
ずっと来てみたかった東京の水族館。
館内に足を踏み入れてからテンションが上がっていたけど、チンアナゴの水槽前で更に上がった。
「隼人君見て!あの子、口開けてるよ!よく見ると模様や顔つきが違うんだね。可愛いー」
左手で隼人君の腕をグイっと引き寄せて、右手で水槽の中を指差す。ふと隣に視線を移したら目が合った。ニコニコしながら私を見ている。
「……ごめん、はしゃぎすぎだよね。気を付ける」
こういうところが大人になれない理由の1つなのかも。さっきの電車だってそう。余裕がある人なら、公共の場所で寝ぼけたりしないだろうし。
「何で謝るんですか。由夏さんが楽しそうに笑ってるのを見て、とっても可愛いなって思ってました」
「もー、お世辞言っても何も出ないからね?」
そうだった。隼人君はサラっとこういうことを言ってくるんだった。久しぶりだから調子が狂う。
近くにいた高校生くらいの子が、キャーって表情をしていたのも見えた。去り際に聞こえた「あのカップルラブラブだね」っていう言葉。
感情がジェットコースターすぎて追い付かない。
「そういえば、由夏さんのスマホ充電ないんですか?俺の使います?」
「え?あるから大丈夫だよ。ほら」
鞄の中から取り出したスマホを隼人君に見せる。電車の中でも使わなかったし、ほとんど減っていなかった。
「すみません、俺の勘違いでした。今日はたくさん撮りたい気分なので、上手に撮れるよう頑張りますね。欲しい画像や動画あったら教えて下さい」
「うん、ありがと」
隼人君が隣で真剣に撮影している。
私が撮ってるのを横で笑いながら見てることが多いから、この光景は珍しかった。
って、あれ?
私のスマホは今も鞄の中。
最近何か撮ったっけ。
クリスマスツリーやケーキも撮った記憶がない。その前に会った時は隼人君が体調崩してたし。その前は……
館内に足を踏み入れてからテンションが上がっていたけど、チンアナゴの水槽前で更に上がった。
「隼人君見て!あの子、口開けてるよ!よく見ると模様や顔つきが違うんだね。可愛いー」
左手で隼人君の腕をグイっと引き寄せて、右手で水槽の中を指差す。ふと隣に視線を移したら目が合った。ニコニコしながら私を見ている。
「……ごめん、はしゃぎすぎだよね。気を付ける」
こういうところが大人になれない理由の1つなのかも。さっきの電車だってそう。余裕がある人なら、公共の場所で寝ぼけたりしないだろうし。
「何で謝るんですか。由夏さんが楽しそうに笑ってるのを見て、とっても可愛いなって思ってました」
「もー、お世辞言っても何も出ないからね?」
そうだった。隼人君はサラっとこういうことを言ってくるんだった。久しぶりだから調子が狂う。
近くにいた高校生くらいの子が、キャーって表情をしていたのも見えた。去り際に聞こえた「あのカップルラブラブだね」っていう言葉。
感情がジェットコースターすぎて追い付かない。
「そういえば、由夏さんのスマホ充電ないんですか?俺の使います?」
「え?あるから大丈夫だよ。ほら」
鞄の中から取り出したスマホを隼人君に見せる。電車の中でも使わなかったし、ほとんど減っていなかった。
「すみません、俺の勘違いでした。今日はたくさん撮りたい気分なので、上手に撮れるよう頑張りますね。欲しい画像や動画あったら教えて下さい」
「うん、ありがと」
隼人君が隣で真剣に撮影している。
私が撮ってるのを横で笑いながら見てることが多いから、この光景は珍しかった。
って、あれ?
私のスマホは今も鞄の中。
最近何か撮ったっけ。
クリスマスツリーやケーキも撮った記憶がない。その前に会った時は隼人君が体調崩してたし。その前は……