年下男子は恋愛対象になりますか?
ラーメンを食べ終えて外に出る。
何度目かの「このあとどうしようか」という会話をしたあと、帰る為に駅へと向かうことになった。
「明日なんですけど初詣行きません?」
「いいね、お正月っぽい」
「お雑煮も作りますね。おせちはどうしましょうか?他にも食べたい物あったら何でも言って下さい」
隣を見てみたら目が合った。
今日の隼人君は、いつになく笑っている気がする。
「隼人君の中での私のイメージって、食べ物大好きって感じなんだろうな」
「はは、急にどうしたんですか?」
「だって……。さっきラーメン食べたばっかりなのに、また食べ物の話をしてきたから」
「由夏さんの胃袋を掴みたくて必死なだけですよ。それと」
何かを言いかけたのに、また笑って誤魔化された。
駅に近付くにつれお互いの口数が減っていって、手袋越しに手が触れたと思ったら、次の瞬間ギュッと握られた。
そのまま混雑している電車に乗り込む。
しばらく座れそうにないのはいつものこと。席に座れるようになってからも、手は繋いだままだった。
景色を眺めていたら右側が温かくなる。
隼人君は寝ているのか、私に寄りかかってきた。ソファーだったしあまり眠れてなかったのかも。
「すみません!俺、何でこんな時に寝て……」
「疲れてるでしょ?着いたら起こすから、それまで寝てなよ。私も行く時寝ちゃってたし、何も気にしないで大丈夫だから」
この電車の揺れは心地いいよね。
寝不足でお腹いっぱいの状態だと尚更。
「寝たまま年越ししたくないので起きてます」
「じゃあ、日付変わる少し前に起こしてあげる」
「ありがとうございます。でも起きていたいので、気持ちだけもらっておきます」
目的地に着く頃にはお正月になっている。
付き合って初めての年越しは電車の中。うまく言えないけど私達らしい気もする。
何度目かの「このあとどうしようか」という会話をしたあと、帰る為に駅へと向かうことになった。
「明日なんですけど初詣行きません?」
「いいね、お正月っぽい」
「お雑煮も作りますね。おせちはどうしましょうか?他にも食べたい物あったら何でも言って下さい」
隣を見てみたら目が合った。
今日の隼人君は、いつになく笑っている気がする。
「隼人君の中での私のイメージって、食べ物大好きって感じなんだろうな」
「はは、急にどうしたんですか?」
「だって……。さっきラーメン食べたばっかりなのに、また食べ物の話をしてきたから」
「由夏さんの胃袋を掴みたくて必死なだけですよ。それと」
何かを言いかけたのに、また笑って誤魔化された。
駅に近付くにつれお互いの口数が減っていって、手袋越しに手が触れたと思ったら、次の瞬間ギュッと握られた。
そのまま混雑している電車に乗り込む。
しばらく座れそうにないのはいつものこと。席に座れるようになってからも、手は繋いだままだった。
景色を眺めていたら右側が温かくなる。
隼人君は寝ているのか、私に寄りかかってきた。ソファーだったしあまり眠れてなかったのかも。
「すみません!俺、何でこんな時に寝て……」
「疲れてるでしょ?着いたら起こすから、それまで寝てなよ。私も行く時寝ちゃってたし、何も気にしないで大丈夫だから」
この電車の揺れは心地いいよね。
寝不足でお腹いっぱいの状態だと尚更。
「寝たまま年越ししたくないので起きてます」
「じゃあ、日付変わる少し前に起こしてあげる」
「ありがとうございます。でも起きていたいので、気持ちだけもらっておきます」
目的地に着く頃にはお正月になっている。
付き合って初めての年越しは電車の中。うまく言えないけど私達らしい気もする。