彦星さまは会いたくてたまらない

 


「ふ~ん。ならいいけど」



どうしても、私の視線が

光彦先生に

引き寄せられてしまう。





彦星さまと同じ

ゴツゴツした右手。



その手のひらで

私の頭をなでて欲しい。




八重歯も

あいかわらず尖っている。



私の首筋に

またカプッと

噛みついてくれないかな?


あの甘噛みが、快感なんだ。




程よくついた筋肉で

私のことを強引に引き寄せて



『前世からずっと

 オマエのことを探していた』って

抱きしめて欲しい。




きゃぁぁぁぁぁぁ!



光彦先生を見ていると

脳内妄想が止まらなくなっちゃう。




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