絶対的恋愛境界線〜当て馬だってハピエン希望です!〜
信久はベッドから降りると、カバンの中から小さな箱を取り出す。それを見た徳香が恥ずかしそうに顔を両手で押さえた。
「やだ……持ってきてたの……?」
「ううん、さっき買った」
「信じられない……」
信久は箱からコンドームを取り出し装置すると、再び徳香に覆いかぶさる。
息がかかるほどの距離で見つめ合うと、徳香の方から信久の唇を求めてキスをした。
「徳香……好きだよ……」
信久がゆっくりと中へ入ってくるのを感じて、徳香の口から熱い吐息が漏れる。
「好きで好きでしょうがないんだ……徳香が欲しくてたまらないよ……」
徳香の耳元で甘い囁きを繰り返す。そのたびに徳香は体の奥の方が締め付けられるように苦しくなる。
「愛してる……俺が壁を越えられなくて、もうこれが最後だとしても……徳香と一緒にいられて幸せだった……君を忘れないよ……ありがとう」
何故か徳香は涙が止まらなくなる。信久の体にしがみつき、自ら何度も唇を重ねる。それに応えるかのように信久の動きが激しくなる。
とめどなく溢れる快楽の波に逆らえず、徳香は絶頂を迎えると共に、眠りの世界へと誘われていった