秘密のベビーのはずが、溺甘パパになった御曹司に一途愛で包まれています
 彼の施す愛撫に次第に快感が高まっていく中、足の付けに触れられてビクリと体が跳ねた。

「大丈夫だよ、千香。優しくするから」

 そう言って頭をなでてくれる大雅の瞳には、はっきりと情欲の熱が浮かんでいる。本当に優しくしてくれるのだろうかと、一瞬疑問がよぎった。

 そのまま私の体の内側に侵入してきた指を、緊張しながら受け入れる。

「あぁ……うぅ……」

 あの夜以来のせいか、心地よさより異物感の方が大きくて体に力が入ってしまう。
 それを感じ取った大雅は、口づけをしながらもう片方の手で胸元に触れてきた。

 反応を確かめながら、彼の指はどんどん大胆な動きになっていく。私の感じる場所を覚えていたのか、的確に攻められて溜まらず彼の髪を掴んだ。

「ああぁ……」

 強烈な快感に、体をのけ反らせて痙攣する。

 息を荒げる私の頬をひとなでした大雅は、そっと体を離して立ち上がった。それを視線だけで追うと、自身の身につけているものをはぎ取るようにして脱ぐ大雅が見える。

 さらにカサリと音がして、なにをしているのかと目を凝らす。
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