S系御曹司は政略妻に絶え間なく愛を刻みたい~お見合い夫婦が極甘初夜を迎えるまで~

―――深夜。

「やっぱり眠れない……」

 ベッドの中で寝返りを打つのは何度目かわからなかった。
 いつも隣に要さんがいることが当たり前になっていて、要さんがいないだけで眠れないなんて、おかしな話だ。

 これまでずっと一人で眠れていたっていうのに……。

 私は左手を上にあげ、暗がりの中でじっとそれを見ていた。

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