S系御曹司は政略妻に絶え間なく愛を刻みたい~お見合い夫婦が極甘初夜を迎えるまで~

「俺のとき?」
「あの……要さんに触られた時」

 私が呟くと、要さんは驚いた表情をする。

「あの時、すごく怒って泣いたから嫌だったのかと」
「あの時は、ただ、驚いただけで……」

「驚いただけ、って本当?」

 要さんも目を開いて、じっと私を見ていた。
 私は自分の発言の意味に気づきハッとする。

(これじゃ、要さんの時は嫌じゃなかったって言ったことになる……!)

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