S系御曹司は政略妻に絶え間なく愛を刻みたい~お見合い夫婦が極甘初夜を迎えるまで~
「そんなの絶対に無理です! わ、私、体力は人並みくらいしかないし!」
「体力が心配なら、毎日できるくらいの体力がつくように協力するから」
「思ってる協力体制と違うんですけど」
(勝手に毎日する方向に話を進めないで!)
話してる間中、要さんニコニコしてる。
何故か要さん、すっごいご機嫌ですね?
私は非常に恥ずかしくて、そわそわしてどうしようもない気持ちをどうにかしようとしているのに。
むすっとして要さんを睨むと、要さんはまた笑う。
「ほら、また、そんな不貞腐れたかわいい顔してたら、全身にキスしたくなるけど?」
「やっ! やだっ! それ以上変なこと言うなら、もう職場でも家でも無視しますよ!」
私が言うと、要さんは目を細めて、それから私の髪を撫で、
「ごめんごめん、嬉しくてイジメすぎた」
と全然反省してない声で言った。
それにもまた私はむっと唇を曲げる。
すると、私の曲げた唇に軽くキスした要さんは、
「シャワーを浴びておいで。それで、もしまだ眠くなければ、二人で出かけようか」
と微笑んだ。