裏切りの果てに~ただあなたと胸を焦がすような恋がしたかった~
『圭輔さんって悪いんだから~私を祥子さんと重ねて~でもね、私って正直誰でもいいから、圭輔さんみたいなイケメンなら、なおさら嬉しかったんだよね~』


『新川さん…あなたって人は…』


気づいたら、私はものすごい形相で目の前の醜い女を睨みつけていた。


『祥子が寛也と寝たのが悪いんじゃないのか?先に俺を裏切ったのはお前だろ?寛也だって、ちゃんと俺に許可を得てからお前に告白した。フラれたら引くつもりだったんだから、寛也にホイホイしっぽをふったお前が悪い!ちゃんと考えろ』


圭輔は、すごくキツい言葉で私を怒鳴りつけた。


私だけが悪いの?


他の3人は悪くないの?


もう、全部わからなくなった。


『圭輔さんはね、あなたにちょっとでも気づいて欲しくて、ビラを貼って、電話をかけたのよ』


『…あれ…圭輔の仕業なの?』


圭輔が…そこまで…?
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