全部欲しいのはワガママですか?~恋も仕事も結婚も~
「私ね、男に媚びない子が大好きなのよ。あなた、名前は?」
「美知留です」
「私は木ノ内 由華。こっちは及川 郁海」
どうやら由華さんと美知留ちゃんは初対面なのに気が合うようだ。
なぜかはわからない。こういうのは理屈ではなく相性だから。
「美知留だから……ミッチーでいいか」
「ダメ。普通に呼んでください」
「えぇーー」
想像以上に酔っている由華さんと、さほど酔っていない美知留ちゃんだが、ふたりの会話がかみあっているのが奇跡的で面白い。
「美知留は年はいくつ?」
「二十六」
「やだ、私と干支が一緒?!」
ふたりが同じ干支だとしても、同い年ではないのは誰が見てもすぐにわかる。
社内には干支が一周する以上に年下の後輩もゴロゴロいるのだから、由華さんはこんな会話には慣れているのだろう。
「美知留です」
「私は木ノ内 由華。こっちは及川 郁海」
どうやら由華さんと美知留ちゃんは初対面なのに気が合うようだ。
なぜかはわからない。こういうのは理屈ではなく相性だから。
「美知留だから……ミッチーでいいか」
「ダメ。普通に呼んでください」
「えぇーー」
想像以上に酔っている由華さんと、さほど酔っていない美知留ちゃんだが、ふたりの会話がかみあっているのが奇跡的で面白い。
「美知留は年はいくつ?」
「二十六」
「やだ、私と干支が一緒?!」
ふたりが同じ干支だとしても、同い年ではないのは誰が見てもすぐにわかる。
社内には干支が一周する以上に年下の後輩もゴロゴロいるのだから、由華さんはこんな会話には慣れているのだろう。