こじらせ処女はイケメン御曹司で生まれ変わる
「そして、平山。あと西尾も。」

「はい。」

課長に呼ばれ、私達は立ち上がった。

「新しいプロジェクト、二人も参加して欲しい。」

「私達が⁉」

大きな取引になるかもしれないチャンスに、私達が参加できる!

しかも、あの大型新人の御曹司と共に⁉

「宮下君はまだこの会社の事知らないから、二人が教えてやってくれ。」

「はい。」

私は席に座ると、興奮してきた。

今までこんな大きなチャンスを、貰った事はない。

うん。恋愛なんて、そっちのけでいい!

今はこの一大プロジェクトに、誠心誠意尽くさないと。

私は立ち上がると、宮下さんの元へ行った。

「宮下さん。私も新しいプロジェクトに参加する事になりました。宜しくお願いします。」
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