イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!


次の朝、俺は生徒会室に行かなく図書館にいた。

ちょっと、調べものをしに。

吸血鬼の本を。


「_______あ、あった」

俺はその本を棚から出してきてその場に立ちペラペラとめくった。

「!」

そのページには、【吸血鬼。吸血鬼は、色々な種類がいる。普通の人間と同じ吸血鬼、最強な吸血鬼がいる。普通の吸血鬼は、人間と同じで死が訪れる。逆に最強な吸血鬼は、不老不死だ。太陽を欲する。⠀】

次のページは、【普通の吸血鬼は、人を愛さないと死に至る。一つの方法は、……愛する人との誓いのキス⠀】と、書かれていた。


ささらとルシラは、2人とも吸血鬼だ。

最強では無い。

そうするに……2人は、愛を求め、死を避けている。だから、吸血鬼行為をしてたんだ。

悪いことしたな。


そう思い、本を閉じあったところに返して図書館を後にし、生徒会室へと足を進めた。

< 244 / 260 >

この作品をシェア

pagetop