塩対応王子様は、幼馴染だけに甘えたい
「じゃ、あっちで待ってるから。」

駿も落ち着いたことだし、もう大丈夫だろう。

「凪、ちょっと待って。」

「え?」

すると、駿に手を引かれてモデルの元に向かうと、彼女役の人は私を見て、そして繋がれた手を見て、信じられないっ!のような顔をする。

「だ、誰よあんた!!駿くんにべたべた触って!!!」

結構遠かったから、何をしていたのか、何を話していたのかは分からなかったらしい。
良かった。

駿が口を開く。

「一応言っとくけど、俺、君みたいに人にべたべたしたり、されたりすんのは好きじゃないから。」

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