赤ちゃん、作ろ?
「くそー、なんでー?」



帰り道。隣に知り合いが1人増えた。




浅陽 雛。19歳来月成人。





「赤ちゃん、欲しいの。」






打算がない真っ直ぐな瞳は俺の頬を紅潮させるのに足りた。









「赤ちゃん作る前提で私と付き合って?」



胸が高鳴った。







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