エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
 その後も問い合わせが殺到し続け、作ってサイトに上げると瞬く間に売れるというのが続いている。

 みんなプロフィールを見てくれたようで、オーダーに関するコメントもほとんどこないものの、新商品がアップされるのを心待ちにされているというコメントが多く、ちょっぴりプレッシャーを感じてもいる。

 だけど待ってくれている人がいると思うと、やる気が出て以前よりも多くの商品を作ることができていた。

 アクセサリー作りの合間を縫って、就職先探しもはじめた。なかなか条件に合う会社は見つからないけれど。焦らずに探していくつもりだ。

 忙しない日々を過ごす中、刻々と食事会の日も近づいてきた。いよいよ明後日に差し迫った日の午後、私は父のもとを訪れていた。

 これまでの特別料金がかかる豪華な個室から、父は料金がかからない四人部屋に移った。窓側の日当たりが良い場所だった。

 怪しまれないように体調も回復してきているから、個室ではなくても大丈夫だと久次さんの父には伝えたが、遠慮することはないと言われたようだ。
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