エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
でも今はそう思わない。結婚は好きな人としたい、私が幸せじゃなったら父が悲しむと気づくことができたから。
「えぇ、私も心から紅葉様が婚約破棄するとご決断いただけて嬉しいです」
隣に立つ彼を見ると目が合い、そして優しく微笑みかけた。
気づけたのは静馬さんのおかげだ。だからこそ彼に協力したい。
「今日で証拠が見つかるといいですね」
近くに人はいないとわかってはいるものの小声で言うと、彼は大きく頷いた。
「必ず見つけます。きっと今日が最大のチャンスなので」
由香里ならこの家のことを誰よりもよく知っている。大丈夫、絶対に見つけることができるはず。
三十分以上経ってから親戚たちがぞくぞくとやって来た。由香里を除いてやってきた十二名ひとりひとりに私は頭を下げて挨拶をし、案内していった。
「まったく、お兄ちゃんってば信じられない! 出迎えは普段、家政婦にお願いしているのにわざわざ紅葉にやらせるなんて」
「由香里、落ち着いて」
「えぇ、私も心から紅葉様が婚約破棄するとご決断いただけて嬉しいです」
隣に立つ彼を見ると目が合い、そして優しく微笑みかけた。
気づけたのは静馬さんのおかげだ。だからこそ彼に協力したい。
「今日で証拠が見つかるといいですね」
近くに人はいないとわかってはいるものの小声で言うと、彼は大きく頷いた。
「必ず見つけます。きっと今日が最大のチャンスなので」
由香里ならこの家のことを誰よりもよく知っている。大丈夫、絶対に見つけることができるはず。
三十分以上経ってから親戚たちがぞくぞくとやって来た。由香里を除いてやってきた十二名ひとりひとりに私は頭を下げて挨拶をし、案内していった。
「まったく、お兄ちゃんってば信じられない! 出迎えは普段、家政婦にお願いしているのにわざわざ紅葉にやらせるなんて」
「由香里、落ち着いて」