エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
すると今度はひとりひとりに出せと久次さんに言われたとおりに、テーブルに並べていった。
「いやーさすが久次君の結婚相手だ。出来た女性だな」
「いいえ、まだまだですよ。公家の末裔以外、なんの取り柄もない奴なんで、伯父さんと伯母さんで教育してやってください」
久次さんがそう言うと、周りは声を上げて笑い出した。
聞いていて気分がいいものではない。今日初めて会った人たちばかりなのに、どうして笑えるのだろうか。笑っていないのは由香里だけだ。
久次さんの父、円城守が経営する会社はほぼ家族経営だ。親族が重要なポストについている。だから今日来ているメンバーの中にも、脱税に関与している者がいる可能性があると静馬さんが言っていた。
「どれ、歓談はこのくらいにしてさっそく食事にしよう」
円城守の声を聞き、近くにいた家政婦たちが一斉に動き出す。
まずは前菜が運ばれてくると、各々談笑しながら和やかな雰囲気の中食事が進んでいく。
私も円城守と楽しそうに話をする久次さんの隣で、黙々と食べ進めていった。
そしてメイン料理が運ばれてきて数分が経った頃、ついに作戦決行の時がやってきた。
「いやーさすが久次君の結婚相手だ。出来た女性だな」
「いいえ、まだまだですよ。公家の末裔以外、なんの取り柄もない奴なんで、伯父さんと伯母さんで教育してやってください」
久次さんがそう言うと、周りは声を上げて笑い出した。
聞いていて気分がいいものではない。今日初めて会った人たちばかりなのに、どうして笑えるのだろうか。笑っていないのは由香里だけだ。
久次さんの父、円城守が経営する会社はほぼ家族経営だ。親族が重要なポストについている。だから今日来ているメンバーの中にも、脱税に関与している者がいる可能性があると静馬さんが言っていた。
「どれ、歓談はこのくらいにしてさっそく食事にしよう」
円城守の声を聞き、近くにいた家政婦たちが一斉に動き出す。
まずは前菜が運ばれてくると、各々談笑しながら和やかな雰囲気の中食事が進んでいく。
私も円城守と楽しそうに話をする久次さんの隣で、黙々と食べ進めていった。
そしてメイン料理が運ばれてきて数分が経った頃、ついに作戦決行の時がやってきた。