エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
当事者を無視して進められていく話に、私は一言も発する機会を与えてはもらえなかった。
「なんなの? 紅葉が着るドレスまで伯母さんたちで決めるとかあり得なくない? 自分の親戚ながら非常識な人たちばかりで恥ずかしい」
食事会の帰り道、歩きながら由香里は怒りを露わにする。
「だけど、どうしようね。結婚するつもりはないのに……。溝口さん、パーティーまでに決着はつけられそうですか?」
由香里に聞かれ、溝口さんはずっと口を閉ざしたままの静馬さんを見る。
それはずっと私も気になっていたことだった。今日、証拠を手に入れることができたし、すぐに逮捕することはできるのかな? それともすぐには難しいのならどうしたらいいだろう。
少しして静馬さんはゆっくりと口を開いた。
「新商品発表会も兼ねていると言っていたので、当日には円城守をはじめ、今日来た親族に会社の重役たちは必ず出席されるでしょう。その場で全員に逃げられないよう確保しようと考えています」
「え? パーティー当日にですか?」
「なんなの? 紅葉が着るドレスまで伯母さんたちで決めるとかあり得なくない? 自分の親戚ながら非常識な人たちばかりで恥ずかしい」
食事会の帰り道、歩きながら由香里は怒りを露わにする。
「だけど、どうしようね。結婚するつもりはないのに……。溝口さん、パーティーまでに決着はつけられそうですか?」
由香里に聞かれ、溝口さんはずっと口を閉ざしたままの静馬さんを見る。
それはずっと私も気になっていたことだった。今日、証拠を手に入れることができたし、すぐに逮捕することはできるのかな? それともすぐには難しいのならどうしたらいいだろう。
少しして静馬さんはゆっくりと口を開いた。
「新商品発表会も兼ねていると言っていたので、当日には円城守をはじめ、今日来た親族に会社の重役たちは必ず出席されるでしょう。その場で全員に逃げられないよう確保しようと考えています」
「え? パーティー当日にですか?」