エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
 他にもショーツが干されていて、すぐに取り込んで後ろに隠した。

「これから下着は別に干しますね。本当にすみませんでした」

 ひたすら謝る私に対し、木嶋さんは真顔で「私は気にしませんよ」なんて言う。

 これまでにも護衛をした依頼主の家で、同じように家事を手伝ったことがあったりして慣れているのかもしれないけれど、私は違う。

「私が気にします!」

 すぐに言い返して、ジロリと彼を睨んだ。

「もし今後も間違って干しちゃったことがあったら、勝手に取り込まずに私を呼んでください」

「……わかりました」

 よほど私がすごい剣幕だったのか、木嶋さんは目を瞬かせる。そして次の瞬間、顔をクシャッとさせて笑い出した。

「アハハッ。そんな睨むこともないでしょうに」

 初めて見る彼の笑い顔に胸がギューッと締めつけられて、胸が苦しくなる。
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