エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
「そんなに褒められたら恥ずかしさが爆発します」

「恥ずかしさが爆発……」

「はい。爆発しますよ、大人なんですから自立するのは当たり前ですし、料理もアクセサリー作りも趣味の範囲内ですから」

 だからそんな真面目に褒めちぎらないでほしい。その思いで言ったものの、木嶋さんは「フフッ」と目を細めて笑った。

「な、なんで笑うんですか?」

 木嶋さんの笑顔は心臓に悪い。見た人の心をこんなにも乱すのだから。

 ドキドキしていることを悟られないように平静を装って聞けば、木嶋さんは「すみません」と謝りながらも笑いは収まらない。

「紅葉様は、時々おもしろいことを言われるなと思いまして」

「そうでしょうか?」

「はい。この前の〝睨む案件〟もですが、恥ずかしさが爆発とは……。なかなかおもしろい言葉の選択をなさる」

 えっと、これは褒められているの? それともバカにされている?
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