エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
恐る恐る目を開けると、私を庇うように木嶋さんが立っていて近くには袋が落ちていた。
「木嶋さん……?」
私を庇ってくれたんだよね? 怪我はしていない?
心配になって様子を窺うものの、木嶋さんは真っ直ぐに久次さんを見つめている。その姿に久次さんはたじろいた。
「な、なんだその目は! 俺に対してそんな態度をとっていいと思っているのか!?」
声を荒らげる久次さんに対し、木嶋さんは冷静に言った。
「私はあくまで、依頼主から紅葉様を守るよう命じられた自分の仕事を全うしたまでです」
「……っ」
悔しそうに唇を噛みしめる久次さんに、木嶋さんは続ける。
「それと円城様の先ほどの言動は、目に余るものがございます。今後、紅葉様に危険を及ぼす可能性のある人物として上にも報告をさせていただきます」
「なにを言って……っ」
「なにより婚約者にとる行動とは、到底思えません。ここからは個人的な意見として言わせていただきますが、あなたのような他人の痛みを知らない人間がトップに立つ会社になど、未来などないでしょう。そこに勤める従業員が可哀想だ」
木嶋さん……。
怒りのこもった声で放たれた言葉に、鼻がツンとなる。
「木嶋さん……?」
私を庇ってくれたんだよね? 怪我はしていない?
心配になって様子を窺うものの、木嶋さんは真っ直ぐに久次さんを見つめている。その姿に久次さんはたじろいた。
「な、なんだその目は! 俺に対してそんな態度をとっていいと思っているのか!?」
声を荒らげる久次さんに対し、木嶋さんは冷静に言った。
「私はあくまで、依頼主から紅葉様を守るよう命じられた自分の仕事を全うしたまでです」
「……っ」
悔しそうに唇を噛みしめる久次さんに、木嶋さんは続ける。
「それと円城様の先ほどの言動は、目に余るものがございます。今後、紅葉様に危険を及ぼす可能性のある人物として上にも報告をさせていただきます」
「なにを言って……っ」
「なにより婚約者にとる行動とは、到底思えません。ここからは個人的な意見として言わせていただきますが、あなたのような他人の痛みを知らない人間がトップに立つ会社になど、未来などないでしょう。そこに勤める従業員が可哀想だ」
木嶋さん……。
怒りのこもった声で放たれた言葉に、鼻がツンとなる。