プリザーブドLOVE  ~けっして枯れない愛を貴女に~
「さっきあんな態度を取ってすいませんでした。やっぱ、酔ったのかな」

「ううん。わたしが出過ぎたことを言ったからでしょう。こちらこそごめんなさい」

「……また誘ってもいいですか」

「機会があれば、また」

 わたしはやんわりと明言を避けた。

 田所もそのニュアンスをわかってくれたのか、それ以上、何も言わなかった。

 なんとなく会話が途切れる。
 こんな気まずい沈黙は、今までなかった。

 もう少し明るく別れたかったな。
 失言したわたしが悪いんだけど。
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