ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!~10回殺され追放されたので、今世は自由気ままな人生を満喫してもいいですよね?~
だが、ジュスランも、美しい婚約者を自分の側に置いておくことを願ったから、ジェルトルーデには王宮に部屋を与えた。
ジェルトルーデはその部屋に大量のドレスを運び込み、新しい聖女の出現を喜ぶ貴族達からの献上品も、置いている。
いつ、その部屋を訪れても、香りの高い花が山のように飾られ、新しい贈り物の箱が蓋も開かれずに置かれたまま。
(――そろそろ、聖女としての仕事をきっちりやってもらわなくてはな)
正直な話、ジェルトルーデの身体はたいそう魅力的であるが、王太子としてはそこに溺れているわけにはいかないのだ。
(その点、アレは扱いやすかった)
見た目が悪いのを気にしているのか、ヴィニーシアはとてもとても扱いやすかった。祈れと言えば、文句も言わず祈りの間に向かった。
命じなくても、毎朝毎晩祈りを捧げていた――というのは、護衛という名目の見張りの報告である。ジュスラン自身が、そんなところまで見に行くはずもない。
ジェルトルーデは、自分の部屋で祈りを捧げていると言うが、もしかしたら、祈りが女神に届いていないのかもしれない。
となると、神殿か祠か、祈りが届きやすいところに行ってもらわなければ。
ジェルトルーデはその部屋に大量のドレスを運び込み、新しい聖女の出現を喜ぶ貴族達からの献上品も、置いている。
いつ、その部屋を訪れても、香りの高い花が山のように飾られ、新しい贈り物の箱が蓋も開かれずに置かれたまま。
(――そろそろ、聖女としての仕事をきっちりやってもらわなくてはな)
正直な話、ジェルトルーデの身体はたいそう魅力的であるが、王太子としてはそこに溺れているわけにはいかないのだ。
(その点、アレは扱いやすかった)
見た目が悪いのを気にしているのか、ヴィニーシアはとてもとても扱いやすかった。祈れと言えば、文句も言わず祈りの間に向かった。
命じなくても、毎朝毎晩祈りを捧げていた――というのは、護衛という名目の見張りの報告である。ジュスラン自身が、そんなところまで見に行くはずもない。
ジェルトルーデは、自分の部屋で祈りを捧げていると言うが、もしかしたら、祈りが女神に届いていないのかもしれない。
となると、神殿か祠か、祈りが届きやすいところに行ってもらわなければ。