ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!~10回殺され追放されたので、今世は自由気ままな人生を満喫してもいいですよね?~
「――だって、俺が怪我をしたら困るだろ?」
「それなら、自重ってものを覚えてもらえませんかね」
もしかしたら、とシアは思う。
エドはどこかの貴族の息子なのかも。
長男――はまずこういう場所には来ないだろうから、次男、いや、次男は長男になにかあった時に家を継がねばならないから、三男とか四男だろうか。
そして、アキはその家臣。となれば、ふたりのただの相棒ではなさげな関係にも説明がつく。
(――ていうか、詮索しちゃだめじゃない)
人様の事情は詮索しないと決めているのに、なにをやっているのだろう。
でも、それならばエドにはもうちょっと効き目の強いポーションを渡した方がいいのかも。
「あ、ちょっと待っててください。ベラさんに見せようと思ってたポーションがあるんですけど、その方がいいかもしれません」
いったんふたりの前を離れて、ベラの倉庫に。今日持って帰るつもりだった空の瓶に水を満たす。
「――えいっ」
シアの魔力が、瓶に吸い込まれていく。あっという間に水は、いつも作っているものより一段上のポーションになった。
「どうした?」
「それなら、自重ってものを覚えてもらえませんかね」
もしかしたら、とシアは思う。
エドはどこかの貴族の息子なのかも。
長男――はまずこういう場所には来ないだろうから、次男、いや、次男は長男になにかあった時に家を継がねばならないから、三男とか四男だろうか。
そして、アキはその家臣。となれば、ふたりのただの相棒ではなさげな関係にも説明がつく。
(――ていうか、詮索しちゃだめじゃない)
人様の事情は詮索しないと決めているのに、なにをやっているのだろう。
でも、それならばエドにはもうちょっと効き目の強いポーションを渡した方がいいのかも。
「あ、ちょっと待っててください。ベラさんに見せようと思ってたポーションがあるんですけど、その方がいいかもしれません」
いったんふたりの前を離れて、ベラの倉庫に。今日持って帰るつもりだった空の瓶に水を満たす。
「――えいっ」
シアの魔力が、瓶に吸い込まれていく。あっという間に水は、いつも作っているものより一段上のポーションになった。
「どうした?」