ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!~10回殺され追放されたので、今世は自由気ままな人生を満喫してもいいですよね?~
「早く、避難しろ。シアがいてもなにもできないだろ?」
「そんなことないです。私は、あっちでポーション作ってましたもん」
シアの言葉に、エドは目を見開いた。
「そうか、それで今回ポーションが切れないんだな……」
「今回?」
「ああ、以前にもこの街が襲われたことがあるんだ」
意外と、ガラティア王国も大変なのかもしれない。そんなにしょっちゅう、魔物に襲われているなんて。だが、今はそれどころではない。
「エドさん。たぶん、これ、自然発生じゃないです」
信じてもらえるかどうかわからないけれど、シアはそう告げた。
向こう側に、魔物を生み出している核。そちらから、嫌な気配が漂ってくる。
「どういうことだ?」
「魔物って、瘴気から生まれるじゃないですか。その瘴気を集めて、人為的に魔物を生み出す方法があるんです。もちろん、ものすごく難しい魔術ですけど」
「どうしてそうだとわかる?」
「――あの辺りに、瘴気を集める核があるんです。私にはわかるんです――けれど、そこまで行くことができなくて」
「そんなことないです。私は、あっちでポーション作ってましたもん」
シアの言葉に、エドは目を見開いた。
「そうか、それで今回ポーションが切れないんだな……」
「今回?」
「ああ、以前にもこの街が襲われたことがあるんだ」
意外と、ガラティア王国も大変なのかもしれない。そんなにしょっちゅう、魔物に襲われているなんて。だが、今はそれどころではない。
「エドさん。たぶん、これ、自然発生じゃないです」
信じてもらえるかどうかわからないけれど、シアはそう告げた。
向こう側に、魔物を生み出している核。そちらから、嫌な気配が漂ってくる。
「どういうことだ?」
「魔物って、瘴気から生まれるじゃないですか。その瘴気を集めて、人為的に魔物を生み出す方法があるんです。もちろん、ものすごく難しい魔術ですけど」
「どうしてそうだとわかる?」
「――あの辺りに、瘴気を集める核があるんです。私にはわかるんです――けれど、そこまで行くことができなくて」