ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!~10回殺され追放されたので、今世は自由気ままな人生を満喫してもいいですよね?~
魔力で魔物を消滅させることもできなくはないが、集中しなければならないため、次の発動までにどうしても隙が生じる。その隙に襲われたら、シアには反撃する術はないから行くことはできない。
「それは、俺が見ればわかるか?」
「……どうでしょう」
普通の人の目に見てわかるかどうか。それに、もうひとつ問題がある。
「核を破壊すれば、魔物の出現は収まるはずなんですが――その、破壊した瞬間、中にため込まれた瘴気が噴き出すんです」
どのくらい核の中に瘴気が残っているかはわからないけれど、普通の人はそれに耐えられない。
「阻止する方法は?」
「私が、その場に行けばなんとか」
無茶を言っている自覚はある。どうやって、シアがあの場に行けるのだろう。
シアは聖女ではあるが、戦闘能力は皆無だ。
シアに近づいてくる魔物をなんとかすることはできても――核にたどり着くまで、魔力が残っているだろうか。
「……そうか。おい、組合長! それから、騎士団長、そこにいるか!」
エドの言葉に、指揮を執っていた冒険者組合の組合長と、怪我の治療に戻ってきた騎士団長がエドの側に近づいてくる。
「それは、俺が見ればわかるか?」
「……どうでしょう」
普通の人の目に見てわかるかどうか。それに、もうひとつ問題がある。
「核を破壊すれば、魔物の出現は収まるはずなんですが――その、破壊した瞬間、中にため込まれた瘴気が噴き出すんです」
どのくらい核の中に瘴気が残っているかはわからないけれど、普通の人はそれに耐えられない。
「阻止する方法は?」
「私が、その場に行けばなんとか」
無茶を言っている自覚はある。どうやって、シアがあの場に行けるのだろう。
シアは聖女ではあるが、戦闘能力は皆無だ。
シアに近づいてくる魔物をなんとかすることはできても――核にたどり着くまで、魔力が残っているだろうか。
「……そうか。おい、組合長! それから、騎士団長、そこにいるか!」
エドの言葉に、指揮を執っていた冒険者組合の組合長と、怪我の治療に戻ってきた騎士団長がエドの側に近づいてくる。