ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!~10回殺され追放されたので、今世は自由気ままな人生を満喫してもいいですよね?~
「増やせるようなら、もうちょっとポーションの納品数増やしてくれたらいいよ。魔力回復ポーションも作れるんだろう?」
ああ、バレているらしい。シアは苦笑した。
あの時、シアが作ったのは、回復ポーションが中心だったけれど、魔力回復ポーションもあの場で作った。ベラはあの現場を見ていなかったが、誰かから話を聞いたのだろう。
「魔力回復ポーションは、一度に五本までなら」
「それで十分」
「……頑張ります」
ベラに向かって、微笑む。
魔力回復ポーションを作るくらい、許されるだろう。この国の冒険者達の能力の底上げにもつながるだろうし。
* * *
エドの日常はとても目まぐるしいものだ。まず、国王としての政務がある。それも山ほど。それから、剣の稽古も欠かせない。自分の身を守るためにも、冒険者としてやっていくためにも。
それを片付けたら、初めて街に出かけることを自分に許している。
(今日は、シアがベラの店で店番をしているはずだよな)
先日ベラの店を訪れた時に確認しておいた。今日行けば、シアがいるはずだ。
シアと顔を合わせるのは、大量発生した魔物を退治して以来初めてだ。
ああ、バレているらしい。シアは苦笑した。
あの時、シアが作ったのは、回復ポーションが中心だったけれど、魔力回復ポーションもあの場で作った。ベラはあの現場を見ていなかったが、誰かから話を聞いたのだろう。
「魔力回復ポーションは、一度に五本までなら」
「それで十分」
「……頑張ります」
ベラに向かって、微笑む。
魔力回復ポーションを作るくらい、許されるだろう。この国の冒険者達の能力の底上げにもつながるだろうし。
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エドの日常はとても目まぐるしいものだ。まず、国王としての政務がある。それも山ほど。それから、剣の稽古も欠かせない。自分の身を守るためにも、冒険者としてやっていくためにも。
それを片付けたら、初めて街に出かけることを自分に許している。
(今日は、シアがベラの店で店番をしているはずだよな)
先日ベラの店を訪れた時に確認しておいた。今日行けば、シアがいるはずだ。
シアと顔を合わせるのは、大量発生した魔物を退治して以来初めてだ。