オリオンの夜に〜禁断の恋の果ては、甘く切なく溶けていく〜
「……ごめんな、仕舞おう」
「冬馬が謝らないで。私は全然平気だよ」
芽衣は、俺の目を見てにこりと笑った。
芽衣は、神谷滋の愛人だった後妻のせいで、家でずっと窮屈な暮らしを強いられていたのだから、幸之助と愛人の理恵子の幸せそうな写真など、嫌悪感しかないだろう。
俺は、芽衣から写真を取り上げると、雑に仕舞おうとした。
「待って冬馬、この写真、あの画廊に預けておかない?」
「え?」
「冬馬の名刺と、この写真もあった方が、山下さん、連絡くれるんじゃないかな?……実の娘に会いたくない親は、いないんじゃないかなと思うし。そう思いたいし……あ、……ごめんなさい、勝手なことばっかり……冬馬の家のこと、何にも知らないのに……」
俺は、俯きかけた芽衣の頬を持ち上げた。
「ありがとな……今度会社の帰りに写真持っていってみる
」
「……うん、お父さん見つかるといいね」
にっこり笑う芽衣を見てると、心が安らぐ。
俺はそのまま、抱きしめた。同じシャンプーの匂いと芽衣の甘い匂いが混ざって心地良い。
「冬馬?」
「俺さ……すっげえ家族に憧れあんだよね。ちゃんとした家っていうの?」
「……うん」
芽衣が、俺を見上げた。俺は、真っ直ぐに芽衣の、黒い瞳を映した。
「籍入れない?……芽衣……俺と家族になってよ」
芽衣の大きな瞳が、さらに大きく見開かれた。
「……本当に……私、でいいの?……きっと、明香さんみたいには、なれないよ……?」
溢れそうになってる涙を堪えながら、芽衣は俺の瞳を見つめた。俺は、芽衣の左手の小さなダイヤモンドの指輪を、指先でなぞった。
「明香の代わりになんかしない……。芽衣だけをみて、大事にして、泣かさないから」
大粒の涙がこぼれた、芽衣の顎を持ち上げて、俺は、そのまま深く、芽衣に口付けた。
芽衣を、抱き上げると、ベッドにそっとおろして、そのまま組み伏せる。
芽衣を抱くのは2回目だ。
「冬馬が謝らないで。私は全然平気だよ」
芽衣は、俺の目を見てにこりと笑った。
芽衣は、神谷滋の愛人だった後妻のせいで、家でずっと窮屈な暮らしを強いられていたのだから、幸之助と愛人の理恵子の幸せそうな写真など、嫌悪感しかないだろう。
俺は、芽衣から写真を取り上げると、雑に仕舞おうとした。
「待って冬馬、この写真、あの画廊に預けておかない?」
「え?」
「冬馬の名刺と、この写真もあった方が、山下さん、連絡くれるんじゃないかな?……実の娘に会いたくない親は、いないんじゃないかなと思うし。そう思いたいし……あ、……ごめんなさい、勝手なことばっかり……冬馬の家のこと、何にも知らないのに……」
俺は、俯きかけた芽衣の頬を持ち上げた。
「ありがとな……今度会社の帰りに写真持っていってみる
」
「……うん、お父さん見つかるといいね」
にっこり笑う芽衣を見てると、心が安らぐ。
俺はそのまま、抱きしめた。同じシャンプーの匂いと芽衣の甘い匂いが混ざって心地良い。
「冬馬?」
「俺さ……すっげえ家族に憧れあんだよね。ちゃんとした家っていうの?」
「……うん」
芽衣が、俺を見上げた。俺は、真っ直ぐに芽衣の、黒い瞳を映した。
「籍入れない?……芽衣……俺と家族になってよ」
芽衣の大きな瞳が、さらに大きく見開かれた。
「……本当に……私、でいいの?……きっと、明香さんみたいには、なれないよ……?」
溢れそうになってる涙を堪えながら、芽衣は俺の瞳を見つめた。俺は、芽衣の左手の小さなダイヤモンドの指輪を、指先でなぞった。
「明香の代わりになんかしない……。芽衣だけをみて、大事にして、泣かさないから」
大粒の涙がこぼれた、芽衣の顎を持ち上げて、俺は、そのまま深く、芽衣に口付けた。
芽衣を、抱き上げると、ベッドにそっとおろして、そのまま組み伏せる。
芽衣を抱くのは2回目だ。