あのっ、とりあえず服着ませんか!?〜私と部長のはずかしいヒミツ〜
「あー、もう! すぐイチャイチャする!」
「ん? 俺と羽理のラブラブぶりを見て、柚子も優一さんが恋しくなったか?」
「うるさい!」
姉の旦那の名をわざと出してニヤリとしてみせた大葉に、柚子がどこか照れたような顔で噛みついて。
羽理がすぐ横で「大葉!」と照れ隠しみたいに大葉の手をペシッと叩いた。
そんな三人の様子を見ていた果恵が、夫の聡志へしたり顔で目配せをして、聡志が「柚子。さっき、父さん、優一くんと電話で話したからもうちょっとしたら柚子にもお迎えが来ると思うぞ?」とにっこり笑う。
「えっ、ちょっと! 父さんまでなに勝手なことを!」
「父さんと母さんも夫婦水入らずで過ごしたいんだ。仕方ないだろう?」
両親にまで仲直りしたいけれど素直になり切れない気持ちを見透かされたみたいな気がして、柚子はぷぅっと頬を膨らませた。
と、そこでちょうどブブッと誰かの携帯のバイブレーションの音が響いて、思わず自分の携帯へ視線を落とした柚子は、「ほら、貴女も優一さんからの連絡、期待してるんじゃない」と果恵にクスクス笑われてしまう。
結局通知が来ていたのは大葉のスマートフォンで、メッセージの送り主は優一ではなく部下の倍相岳斗だった。
***
「ん? 俺と羽理のラブラブぶりを見て、柚子も優一さんが恋しくなったか?」
「うるさい!」
姉の旦那の名をわざと出してニヤリとしてみせた大葉に、柚子がどこか照れたような顔で噛みついて。
羽理がすぐ横で「大葉!」と照れ隠しみたいに大葉の手をペシッと叩いた。
そんな三人の様子を見ていた果恵が、夫の聡志へしたり顔で目配せをして、聡志が「柚子。さっき、父さん、優一くんと電話で話したからもうちょっとしたら柚子にもお迎えが来ると思うぞ?」とにっこり笑う。
「えっ、ちょっと! 父さんまでなに勝手なことを!」
「父さんと母さんも夫婦水入らずで過ごしたいんだ。仕方ないだろう?」
両親にまで仲直りしたいけれど素直になり切れない気持ちを見透かされたみたいな気がして、柚子はぷぅっと頬を膨らませた。
と、そこでちょうどブブッと誰かの携帯のバイブレーションの音が響いて、思わず自分の携帯へ視線を落とした柚子は、「ほら、貴女も優一さんからの連絡、期待してるんじゃない」と果恵にクスクス笑われてしまう。
結局通知が来ていたのは大葉のスマートフォンで、メッセージの送り主は優一ではなく部下の倍相岳斗だった。
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